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血管疾患

①動脈瘤:動脈の3層の膜構造が壊れて伸び膨らんだままの状態となり、こぶ状になることです。大きくなると破裂の危険性があります。こぶの形状により破裂しやすさが異なります。カテーテル治療(ステントグラフト留置術)や手術(人工血管置換術など)が必要になります。

②大動脈解離:3層でできた動脈壁の内膜(血流に接する柔らかい膜)に亀裂ができて、動脈血が血管壁の中に流れ込んで血管に沿って縦方向に裂けてゆくこと。大動脈から枝分かれして各臓器へ血液を送る分枝血管が突然塞がることで、様々な合併症(心筋梗塞、脳梗塞、腎不全、腸管虚血、下肢壊疽、下半身麻痺など)を引き起こします。後遺症を残したり、致死率が高く、集中治療や緊急手術が必要になります。

③閉塞性動脈硬化症:四肢の血管の動脈硬化がすすみ、手足の先が冷たくなったり、色が悪くなったり、足が痛くなったり、酷い場合は壊疽することもあります。軽症はお薬の治療になりますが、重症になるとカテーテル治療(血管拡張術、ステント留置術など)や手術が必要になります。

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