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異常気象と変異株の夏

[2021.08.29]

8月も終わろうとしていますが、異常気象と新型コロナウイルスに翻弄された夏になりました。

8月なのに梅雨のような長雨、雨が止んだら猛暑が続くという、何とも過ごしにくい日々が続いています。また、新型コロナウイルス変異株流行により、かつてない感染者数となっています。

外出しなくても、家庭内で脱水症、熱中症となる方が多いようです。

昨年の夏も書きましたが、新型コロナウイルス流行により、感染防止策としてマスクを着けることが習慣となったため、これによる熱中症対策への弊害も指摘されています。

①マスク着用により口内湿度が保たれ乾かないので、体内水分は減っているのに、水分摂取が不十分となってしまう。②呼吸により口から息を吐く時に体熱を放熱し、体温調節をしますが、マスク着用により熱がこもりがちになる。(犬は口を開いて舌をだして、ハアハアして熱を放散していますよね)

対策としては、以下をお勧めします。①口が乾かなくても、意識的に水分補給する。②周りに人がいないところでは、マスクを外す。③エアコンは適宜使用する。④日中の運動は避ける。夕方以降でも気温が高い場合は、運動を控えるか、あるいは水分補給をしながら軽めの運動にする。

また、高血圧症などで治療されている方が、受診控えをして高血圧を放置することで、心不全など体調を崩され、入院が必要になることがあるようです。当院は、感染対策に力を入れておりますので、是非、定期的な受診・内服治療を継続して下さいね。

何とかこの暑い夏を乗り切りましょう。

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