新型コロナウイルス感染は減少し、社会活動も大幅に制限緩和され、次第にコロナ前に近づいてゆく見込みです。しかしながら、新型コロナウイルスは無くなったわけではなく、アメリカでは感染者の9割が変異株のXBB1.5に置き換わったとの報道も3月5日にありました。

テレビ、新聞などメディア報道をご覧になり、ご存じかと思いますが、3月13日からマスク着用は個人の判断に委ねられることになります。

厚生労働省からの発表にもありますように、医療機関、高齢者施設においては、マスク着用が推奨され、感染対策上の観点から利用者、従事者にマスク着用を求めることが許容されます。

当院では、90歳台・80歳台の高齢の方、お薬の調節が頻繁に必要とされている心不全の方など、新型コロナウイルスに感染した場合に重症化するリスクの高い方も多く受診されているため、感染リスク軽減の観点からハイリスクの方だけでなく、当院を受診される方全員にマスクの着用をお願いさせていただくこととなりました。

マスクについても、ウレタンや布製よりもフィルタリング効果の高い不織布マスクを着用していただければありがたいです。

何卒ご理解のほどをお願い申し上げます。